4月の消費税増税後の景気対策の裏付けとなる総額約5・5兆円の平成25年度補正予算案は4日夜、衆院本会議で与党の賛成多数により可決され、衆院を通過する。参院では5日に実質審議入りし、6日中に採決する日程で与野党が合意しており、同日に参院本会議で可決、成立する見通しだ。
安倍晋三首相は4日午前の衆院予算委員会の集中審議で、7日からのロシア訪問について「ソチ冬季五輪開会式の出席によって、プーチン大統領との個人的な信頼関係をさらに強固なものにしたい」と説明した。さらに中国を念頭に「アジア・太平洋地域の戦略環境が大きく変化する中、日露関係の強化は両国の利益に合致するのみならず、地域の安定にとっても重要だ」と述べた。自民党の萩生田光一総裁特別補佐への答弁。
衆院予算委員会は、午後に補正予算案の締めくくり質疑と採決を行う。
野党各党の幹事長・国会対策委員長は4日朝、都内のホテルで会談し、補正予算案の衆院採決で全党が反対に回る方向で一致した。参院にしか議席のない新党改革は、参院での審議を見極めて賛否を判断する。