上場の鐘を鳴らす米アキュセラ・インクの窪田良社長(中央)=13日、東京証券取引所【拡大】
米製薬会社アキュセラ・インクが13日、東京証券取引所に上場した。外国会社の東証上場は2007年11月の米金融大手シティグループ以来、約6年ぶり。東証に上場する外国会社数は減少の一途をたどっているが、昨年の株高で東京市場への注目度は高まっており、東証も誘致活動を強化している。ファーストリテイリングが3月に香港証券取引所に上場するなど、国境を越えた上場が活発化している。
アキュセラは眼科に特化したバイオベンチャーで、新興市場の東証マザーズに上場。初値は公募・売り出しに適用する公開価格を3割近く上回る2300円で、2255円で取引を終えた。
窪田良社長は上場会見で、「十分に資金調達できたうえ、社員の励みにもなる」と上場の意義を強調。「すべての資本は日本の投資家から出ており、パートナーも日本企業なので、日本での上場を目指した」と話した。