シンガポールで開かれている環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉の閣僚会合は23日、2日目を迎え、「投資」「金融サービス」などで域内のルール作りを議論した。新興国などの海外投資家への規制をなくし、域内の投資を活性化するのが狙いだ。
甘利明TPP担当相は同日の会合を前に記者団に対し、「ルールでは日本が最も自由度が高い。各国の事情を踏まえつつ、(自由化の)水準を上げていくよう主張していきたい」と述べた。このほか難航する「国有企業」も協議。米国などが主張する優遇措置の撤廃に対し、マレーシアやベトナムが抵抗しており妥協点を探った。
甘利氏は同日、カナダ、メキシコ、ニュージーランドなどの担当閣僚と個別に会談。日本の農産品の関税維持に改めて理解を求めたとみられる。(シンガポール 会田聡)