【Dr.小池の日本を治す!】深刻な記録的大雪による被害 (2/3ページ)

2014.2.27 05:00

雪でつぶれたビニールハウスの前で、観光イチゴ園を営む女性から要望を聞く小池晃副委員長(中央手前)=18日、甲府市(しんぶん赤旗提供)

雪でつぶれたビニールハウスの前で、観光イチゴ園を営む女性から要望を聞く小池晃副委員長(中央手前)=18日、甲府市(しんぶん赤旗提供)【拡大】

 ◆自衛隊の災害出動

 実は、私がこういう経過をツイッターで報告していたら、「共産党が自衛隊の災害出動を認めるのか」という質問が寄せられました。誤解もあるようですので、一言述べておきたいと思います。

 日本共産党は、「急迫不正の主権侵害、大規模災害など、必要にせまられた場合には、存在している自衛隊を国民の安全のために活用する」(第22回党大会決議、2000年11月)という方針を確認しています。これまでも、自衛隊の災害出動に反対したことはありません。国民の生活と生存、基本的人権、国の主権と独立など、憲法が立脚している原理を守るために、可能なあらゆる手段を用いることは、政治の当然の責務であるからです。

 ◆ハウス被害が深刻

 想像以上に深刻だったのが、山梨県内のハウス農家の被害です。

 甲府市農業委員会前会長の佐野安男さんのハウスは、贈答用の高級ナシを収穫してきましたが、降り積もった雪の重みで支柱が折れ曲がり、梨の木も折れるなど、壊滅的被害に。「これから収穫というときに、ここまで壊れたら撤去するしかありません。問題は費用。個人の力ではどうしようもない」と語っていました。

 同市でイチゴ園を営む女性は、6連棟のハウスが全壊。必死の雪おろしで無事だったのは1棟だけ。私は「また、イチゴ狩りができるように、必ず復興させましょう」と激励しました。

 隣接する笛吹市のブドウ農家でもハウスがつぶれました。「5月で1年分の収入を得ていましたが、今はまったく先が見えない」と目に涙を浮かべた農家の夫妻に、私は「災害対策は、被災者が必要なことに全面的にこたえなければなりません。国や県に万全の対策を迫ります」と力をこめました。

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

実践で使える英会話を習得!業界最高峰の講師がサポートします。毎日話せて月5000円《まずは無料体験へ》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

サンスポ予想王TV

競馬などギャンブルの予想情報を一手にまとめたサイト。充実のレース情報で、勝利馬券をゲットしましょう!