ミャンマー初のLCC、ゴールデン・ミャンマー・エアラインズのアウン・ジー社長=ヤンゴンのGMA本社【拡大】
■GMA社長 資金・人材育成力を重視
ミャンマーでは新政権の下、外国人旅行客も増え、国内での航空需要が急増した。ミャンマー初の格安航空会社(LCC)で昨年就航したゴールデン・ミャンマー・エアラインズ(GMA)のアウン・ジー社長に、ミャンマーの航空事情と同社の今後の事業展開などを聞いた。
--GMAの設立経緯は
「私は22歳で国軍に入り、長い間、空軍で活動した。退役後は航空機の部品やメンテナンスの事業を行うなどしていたが、2007年に国からミャンマー国際航空(MAI)の立て直しを依頼され、08年には社長となった。当時、ミャンマー政府はMAIを上場する計画で、そのとき、上場した際の社名としてGMAを考えた。そしてツーン・ファンデーション銀行とCB銀行から融資を受け、上場の準備に入った。しかし、MAIは保有する機種がばらばらで延滞債務も多く、とても上場はできないことが分かった。そこで、2つの銀行はMAIの上場を断念し、別の航空会社を作ることを決めた。それがGMAだ。銀行から頼まれて社長になった」
◆いずれは日本へも
--GMAの今後の新路線を含めた計画は。日本への乗り入れはあるのか
「現在、エアバスA320を2機とATRのプロペラ機2機を保有しているが、年末までにA320を1機導入する。その後も半年に1機ずつ増やすので、16年末にはA320が6機となる。短期的には東南アジア諸国連合(ASEAN)各国、中国、インドを結ぶ計画だ。日本まで飛ぶにはA330かボーイングB767など中距離機を導入する必要がある。いずれは日本へも乗り入れたい」