内閣府は10日、2013年10~12月期の国内総生産(GDP、季節調整済み)改定値を発表した。物価変動の影響を除いた実質GDPは前期比0.2%増となり、このペースが1年間続くと仮定した年率換算で0.7%増だった。5四半期連続のプラス成長を確保したものの、2月17日に発表された速報値の年率1.0%増からは下方修正となった。
年率0.3%の減少は「1兆5000億円分程度の影響」(SMBC日興証券の宮前耕也シニアエコノミスト)とされ、年前半の高成長に比べ、成長が鈍化しつつあることが浮き彫りになった。13年度の成長率を2.6%とした政府見通しは達成が困難な状況だ。4月の消費税増税後の景気落ち込みに対する警戒感が広がりそうだ。
GDP改定値は、速報値公表後に発表された13年10~12月期の法人企業統計調査や同12月の商業販売統計確報値などの結果を反映させた。