高レベル放射性廃棄物の最終処分(地層処分)を担う原子力発電環境整備機構(NUMO)は20日、地中深くに埋める地層処分を紹介する展示車「ジオ・ミライ号」を報道陣に公開した。子供たちにも理解できるよう、さまざまな工夫をした。
ジオ・ミライ号は全長10・5メートルの8トントラック。停車時には横幅を5・5メートルまで広げられる。地層処分の仕組みを3D(3次元)映像や模型で紹介。壁面のパネルにはクイズもあり、老若男女が、楽しみながら学べる。平成26年度は全国10カ所程度を巡回展示する予定。
もともと、地層処分事業を紹介する経済産業省資源エネルギー庁の展示車だったが、NUMOが譲り受け、約3300万円をかけて全面改修した。
電力会社が出資するNUMOは14年から地層処分の候補地を募っているが、1カ所も決まっておらず、新展示車で仕組みや安全性を分かりやすく伝える。