総務省が25日発表した4月の東京都区部の消費者物価指数(中旬速報値、生鮮食品を除く、2010年=100)は前年同月比2.7%上昇の101.7だった。エネルギー価格の上昇に、消費税増税による日用雑貨や食料品などの値上がりの影響も加わり、1992年4月(2.9%上昇)以来、22年ぶりの大きな伸びとなった。
同時に発表された3月の全国消費者物価指数(生鮮食品を除く)は前年同月比1.3%上昇の100.8で、10カ月連続で上昇。上昇幅は2月と同じだった。13年度平均の全国の指数は前年度比0.8%上昇の100.4で、5年ぶりのプラスだった。
日銀は消費税増税で物価指数が前年同月比で1.7ポイント押し上げられると試算。この影響を除いた4月の上昇率は1.0%で、上昇幅は3月と同じとなる。総務省は「税率の引き上げ程度に物価も上昇し、基調に大きな変化はない」としている。東京都区部の指数は5月に発表される全国の4月の指数の先行指標とされ、政策判断材料となる。