集団的自衛権の行使容認について、会見する安倍晋三首相=1日、首相官邸【拡大】
国防上、他に取り組みが必要な課題として、幸福実現党は防衛予算の倍増を主張しています。私たちは小さな政府と減税路線を訴えており、防衛費拡大の原資として、経済成長による税収増を充てるべきことは論をまちません。その観点から、経済成長の足かせとなる増税には賛成しかねるものの、中国の急速な軍事拡張を前に、国家・国民を守り抜くためには、例外的に国防強化のための増税ならば、一考の余地があるかもしれません。
ここにきて、北朝鮮が拉致問題の再調査を開始し、日本が制裁の一部を解除するなど状況が動き出しています。しかし、多くの拉致被害者をいつまでたっても救出できないでいるのも、日本外交に軍事力の裏付けがないからです。
集団的自衛権の行使容認により日米同盟を強化し、抑止力を高めることは、わが国の安全のみならず、地域の平和と繁栄の礎となるものです。従来の憲法解釈に拘泥し、神学論争を繰り返している時間など、もはや残されてはいないのです。
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【プロフィル】釈量子
しゃく・りょうこ 1969年、東京都生まれ。國學院大學文学部史学科卒業。大手家庭紙メーカー勤務を経て、94年、宗教法人幸福の科学に入局。常務理事などを歴任。幸福実現党に入党後、女性局長などを経て、2013年7月より現職。