廉価スマホ、インドネシア席巻 海外勢参入、2万円の低価格機種人気 (2/3ページ)

2014.7.22 06:49

携帯電話販売店で新機種のスマホを手に取る女性。パソコンの所持率が低いインドネシアでは、従来型携帯電話に加えて情報端末として低価格スマホを購入する人も多い=マルゴシティ(西ジャワ州デポック)

携帯電話販売店で新機種のスマホを手に取る女性。パソコンの所持率が低いインドネシアでは、従来型携帯電話に加えて情報端末として低価格スマホを購入する人も多い=マルゴシティ(西ジャワ州デポック)【拡大】

 顧客側は操作性やネット接続性に優れていることに魅力を感じ、従来型携帯電話より高価でもスマホを選ぶという。背景には、ここ数年のインドネシア経済の安定と中間所得者層の増加などがあげられる。

 スマホの中で特に人気があるのは2万円前後の低価格機種だ。マルゴシティの販売店を訪れた客は「高機能なiPhone(アイフォーン)なども欲しいけど、値段が高くてさすがに手が出ないよ」と肩をすくめる。インドネシアではiPhoneの最新機種5Sが約10万円で販売されている。この客はiPhoneを尻目に2万円前後の商品を手に取り、店員の説明を熱心に聞き入った。

 課税に敏感反応

 こうした消費者層を狙って、国外の携帯電話メーカーが安価な商品を次々と発売し、低価格商戦がインドネシアで過熱している。低価格スマホ人気の火付け役ともなった中国レノボや韓国LG電子が市場に投入している1万円台の商品に加え、今年4月には台湾エイサーが2万円を切る商品を発売、台湾エイスースも1万円台から2万円台の商品シリーズで対抗した。

一方で、インドネシア政府は国内メーカーの保護・育成のため…

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