携帯電話販売店で新機種のスマホを手に取る女性。パソコンの所持率が低いインドネシアでは、従来型携帯電話に加えて情報端末として低価格スマホを購入する人も多い=マルゴシティ(西ジャワ州デポック)【拡大】
また、スマホがまだ商品化されていない頃にインドネシアの携帯電話市場で大きなシェアを誇っていたノキア(本社・フィンランド)も、米マイクロソフトの基本ソフト「ウィンドウズ」に対応して高機能ながらも2万円を切る新商品を発売し、後れをとったスマホ商戦で巻き返しを図る。
一方で、インドネシア政府は国内メーカーの保護・育成のため、500万ルピア(約4万3500円)を超える携帯電話に20%の「ぜいたく税」を課すことも検討している。この動きが国外メーカーを刺激し、低価格帯商戦のさらなる激化を招いた。
マルゴシティで携帯電話販売店を何軒も見て回っている男性に何を探しているのかを聞くと、こう答えた。「やっぱり、iPhoneが欲しいけど、新品は高すぎるから、2万5000円くらいで買える中古を探しているのさ」
インドネシアでは低価格帯のスマホ人気がしばらく続きそうだ。(在インドネシア・フリーライター 横山裕一)