記者会見する菅官房長官=25日午前、首相官邸【拡大】
政府は25日、地方の人口減少対策や経済活性化に取り組む「まち・ひと・しごと創生本部」の設置に向けた準備室を発足させた。菅義(よし)偉(ひで)官房長官が同日の記者会見で発表した。政権の経済政策「アベノミクス」の効果を全国に普及させる地方版の「ローカル・アベノミクス」の策定など、来春の統一地方選をにらんだ各種施策の検討に着手する構えだ。
菅氏は会見で、創生本部について「人口減少にしっかりと歯止めをかけて、地方の活性化ができるよう、安倍晋三首相を本部長として、内閣全体として全力で取り組んでいく」と強調した。
創生本部をめぐり、首相は次の内閣改造で担当相を置くとともに、全閣僚に参加させる方針。準備室は総務や財務、経済産業、厚生労働、国土交通など各省からの出向者数十人で構成し、秋の臨時国会の関連法案提出に向けた作業に入る。