太原国際モーターショーには、中国の内外から数十にわたる自動車ブランドの製品が展示され、多くの人が記念写真を撮影していた=8日、山西省太原市(中国新聞社)【拡大】
◆合資ブランドに波及
独占禁止法に関する調査の影響は、広州の合資ブランドにもおよんでいる。広汽トヨタの販売店は状況打開に向けて、大幅な販促活動をスタート。人気車種「カムリ」は4万元(約67万円)もの値引きを行っている。
韓国の現代自動車との合弁、北京現代の販売店では「特価」の文字が並び、8代目「ソナタ」は最大で3万8000元の値下げ。さらにナンバー保有者には5000元をキャッシュバックしている。
自動車評論家の張志勇氏によると、現在値下げしているのは20万元前後の自動車だが、消費者の多くが模様眺めの姿勢だ。独占禁止法の調査の影響で高級車の点検費用が下がれば、購入意欲のある消費者は安心して買うことができるが、最終的には高級車が一般合資ブランドのシェアを奪うことになる。一般合資ブランドにとっては、さらなる値下げで自主ブランド市場を奪うほかはなくなるという。
「圧迫されるのは実のところ自主ブランドだ」と張志勇氏は指摘。高級車向けの独占禁止措置は、長期的には自主ブランド市場に影響しかねないと考えている。(羊城晩報=中国新聞社)