マレーシアの格安航空会社(LCC)最大手エアアジアは、4~6月期の売上高が前年同期比5.2%増の13億1100万リンギット(約433億円)、最終利益が同約5倍となる3億6716万リンギットだった。為替差益が最終利益を押し上げたが、営業利益は同17%減の1億7419万リンギットだった。LCC分野の競争激化がアジア最大手の同社の業績にも影響を及ぼしている。現地英字紙スターなどが報じた。
豪航空コンサルのアジア太平洋航空センター(CAPA)によるとエアアジアの1~6月期の客数は前年同期比1%増の560万人だったが、平均運賃は同1%減の157リンギットだった。客数が伸び悩み、競争激化で低価格を維持する一方で、燃料費が前年同期の4億9800万リンギットから5億8170万リンギットに上昇して運航コストを押し上げ、営業利益を圧迫した。
また、国外の子会社も各国での競争が激しくなり苦戦が続く。タイ・エアアジアの1~6月期は、客数が前年同期比16%増の280万人だったものの、3億1760万バーツ(約10億円)の赤字。インドネシア・エアアジアも同期は客数が200万人と3%増加したものの3億4030万ルピア(約300万円)の赤字だった。