東京証券取引所が立地するなど日本を代表する証券街、日本橋兜町(東京都中央区)の大通りに面した一角に1日、ビデオカメラなどの撮影機材を備え、投資情報などを発信するスタジオ「Kabuスタ 7110」がお目見えした。
スタジオが設置されたのは中堅の内藤証券の支店内。同日は上海、香港株の見通しなどが紹介され、通行人らがガラス越しに放送の様子に見入っていた。
放送は東京MXで月、水、金曜の週3回。インターネット経由でも視聴できる。放送運営を担当するストックボイスの倉沢良一社長は「中小証券会社の廃業などで消沈する兜町を情報発信の中心に据え、にぎわいを戻したい」と話した。