日韓、財務対話の早期再開で合意 麻生氏「日程調整する」 

2014.10.11 10:29

米ワシントンでの会談前に握手する麻生財務相(右)と韓国の崔●(=日の下に火)煥経済副首相=10日(財務省提供・共同)

米ワシントンでの会談前に握手する麻生財務相(右)と韓国の崔●(=日の下に火)煥経済副首相=10日(財務省提供・共同)【拡大】

  • 米ワシントンでの20カ国G20財務相・中央銀行総裁会議の閉幕後、記者会見する麻生財務相(左)と日銀の黒田総裁=10日(共同)

 【ワシントン=小雲規生】麻生太郎財務相は10日、訪問中の米ワシントンで韓国の崔●(=日の下に火)煥(チェ・ギョンファン)企画財政部長官と日韓財務相会談を行い、2012年11月以来中断している日韓財務対話の再開で合意した。麻生財務相は会談後に開かれた記者会見で、「開催に向けて日程を調整していく」と述べた。会談ではこのほか、両国のマクロ経済の状況について意見を交換し、日韓首脳会談の開催実現の検討を続けることでも一致した。

 日韓財務対話は両国の財務金融分野に関する相互協力を促進する目的で06年から開かれていたが、13年に日本での開催が予定されていた第6回会合は開かれないままになっている。

 また麻生財務相は10日に閉幕した20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議で、議長国の豪州が提案したインフラ投資促進のための仕組み作りについて、「大枠は基本的に評価できる」と支持を表明した。麻生財務相はそのうえで「世界銀行、アジア開発銀行など既存の国際機関を最大限に活用し、集中的に課題に取り組むために明確に期限を区切ることが重要だ」と注文をつけた。

 一方、G20財務相会議は前回会合から約3週間しかたっていないことから、共同声明の採択は見送った。豪州のホッキー財務相は会議後の記者会見で、インフラ投資促進の仕組み作りについて「良い前進があった」とし、「11月の首脳会談で詳細を発表する」と述べた。

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