米国産標準油種(WTI)【拡大】
一方で供給量は下がっていない。米国が新型天然ガス「シェールガス」を増産。米国市場に流れ込んでいたアフリカ産や中南米産の原油が余剰となり、アジア市場に流入している。
また、「複数の産油国の首脳が、価格下落を容認する発言をしている」(石油元売り大手)ため、石油輸出国機構(OPEC)の減産観測が後退した。
米国の量的緩和政策であふれたマネーが原油市場に流入していたが、米連邦準備制度理事会(FRB)は同政策の10月終了を発表。原油高を演出した投機マネーの逆流も、相場を押し下げる。
原油価格の下落は、家計の負担を減らす要因になる。経済産業省資源エネルギー庁によると、14日時点のレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は、6日の前回調査と比べ70銭安い165円30銭で、13週続けての値下がりした。