【専欄】中国の日本語熱 ノンフィクション作家・青樹明子 (2/2ページ)

2014.11.6 05:00

 30代初めの女性リスナー。彼女は日本のアイドルタレントのファンだった。それをきっかけにして、日本語の勉強をはじめ、やはり将来は日本へ行きたいとの夢を抱く。

 「日本語の勉強のために、勤めていた会社を辞めました。今はコンビニでバイトしながら、勉強を続けています。日本語習得は、私にとって生涯の目標となりました」

 2013年11月、国際交流基金が「海外日本語教育機関調査」の12年度版を発表した。3年に1度の調査である。

 12年現在、日本語学習者数トップ3は、1位中国、2位インドネシア、3位韓国である。中国は、前回(09年)の2位から順位を上げた。

 注目すべきは、今回の調査が中国において、12年10月に始まっていることである。尖閣問題で大荒れの時期だ。つまり、中国全土で反日デモが吹き荒れるのと同時進行で、同年代の若者たちが日本語学習の申請を行っていたということである。

 尖閣問題をも超えていく-。日本語は、最強の日本・ソフトパワーである。

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