産経新聞前ソウル支局長の初公判 「コラム、公益性ある」と加藤前支局長は無罪主張 (1/2ページ)

2014.11.27 12:06

ソウル中央地裁に入る加藤達也前ソウル支局長=韓国・ソウル(大西正純撮影)

ソウル中央地裁に入る加藤達也前ソウル支局長=韓国・ソウル(大西正純撮影)【拡大】

  • ソウル中央地裁に入る加藤達也前ソウル支局長=韓国・ソウル(大西正純撮影)
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  • 加藤達也前ソウル支局長の初公判に詰めかけた報道陣=韓国・ソウル(大西正純撮影)

 【ソウル=藤本欣也】韓国の朴(パク)槿恵(クネ)大統領に関するコラムをめぐり、名誉毀損(きそん)で在宅起訴された産経新聞の加藤達也前ソウル支局長(48)に対する事実上の初公判が27日、ソウル中央地裁で開かれた。弁護側は事前に提出した意見書を通じ、朴大統領への誹謗(ひぼう)目的はなかったなどと主張して罪状を否認。全面的に争う姿勢を示した。

 この日は今後本格化する公判の準備のために開かれたもので、出廷した加藤前支局長に対する人定質問から始まり、検察側と弁護側の証拠申請をめぐる手続きが進んだ。

 弁護側は意見書でまず、名誉毀損の「被害者」である朴大統領に、加藤前支局長を処罰する意思があるのかないのかについて確認するための捜査が一切行われていないと、検察当局を批判した。

 朴大統領から直接聴取するのは困難だったとしても、文書を通じて大統領の意思を確認することは可能だったはずだと指摘。被害者が大統領であっても特別待遇は許されないなどとして、今後の公判では処罰意思の有無について朴大統領に確認しなければならないと主張した。

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