【衆院選2014】内閣官房参与・本田悦朗氏に聞く 経済再生策、活発な議論を (2/2ページ)

2014.12.4 05:00

 --円安でも輸出は思うように伸びていない

 「その理由はリーマン・ショック直後の円高時代に海外に拠点を移してしまった企業が多いことだ。一部の企業は生産拠点を日本に戻そうと計画を立てており、これまでは数量ベースで伸びていなかったが、これからは徐々に伸びてくるだろう」

 --今の日本経済に必要な処方箋は

 「まずは簡素な給付だ。今年のように1万円を給付するのでは規模が小さく効かない。そして、所得税減税や社会保険料の減免処置をやれば、中低所得者の懐は温まる。公共事業よりも、低所得者の家計を支援していくことが大事だ」

 --財政再建への道筋は

 「政府が目標に掲げる2020年度の基礎的財政収支の黒字化は簡単ではない。1997年度は消費税増税で消費税収は上がったが、他の税収は下がった。経済を成長させ国内総生産(GDP)を増やし、税収を上げて財政赤字を少なくしていくべきだ」

 --17年4月の消費税率再引き上げへの環境は

 「アベノミクスの哲学は経済を大きくし、財政を改善するというものだ。2%程度の物価上昇率、実質GDPも2%成長で安定させる。実質雇用者所得が深いマイナスにならない状況が整えば、消費税率10%への引き上げは可能だ」

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