安倍晋三首相(自民党総裁)が15日に行った記者会見の要旨は次の通り。
【衆院選結果】
予想をはるかに上回る国民の支持を得ることができた。「アベノミクスをさらに前進させよ」との国民の声をいただくことができた。デフレ脱却を確かにするため消費税増税を延期し、平成29年4月から10%へ引き上げる判断が解散のきっかけだ。経済政策のかじ取りが最大の争点になり、安定した政治を進めよと国民が大きな期待を寄せた。数におごり、謙虚さを忘れたら国民の支持は一瞬にして失われる。緊張感を持って政権運営にあたる。
【経済対策】
経済最優先で取り組み、景気回復の温かい風を全国津々浦々に届ける。スピード感を持ってアベノミクスを進めていけという声が示された。16日に政労使会議を開催し、経済界に対して来年の賃上げを要請したい。年内に経済対策を取りまとめ、27年度与党税制改正大綱も年内の取りまとめを指示したい。
【連立政権】
自民党と公明党を合わせて3分の2を超える議席をいただいた。公明党の山口那津男代表と連立合意に署名した。両党の強力な連立与党の下、政策をしっかり前に進めていく。
【安保・原発】
集団的自衛権の一部容認を含めた7月1日の閣議決定に基づく法整備を来年の通常国会で行うと訴え、支持をいただいた。来年の通常国会に法案を提出し、成立させたい。
原発に関しては安定した低廉なエネルギーを供給していく責任がある。依存度を限りなく低減させる方針に変わりないが、安全性を確認した原発は地元の理解を得つつ再稼働を進める。