都心の高級ホテルで外国人比率が3割強…訪日客1200万人の消費が日本経済を押し上げ (2/2ページ)

2014.12.17 19:56

 旅行業界でも、JTBが訪日客向けに販売する個人旅行「サンライズツアー」の予約(人員ベース)が12月60%増、1月87%増となるなどまさに絶好調だ。

 免税制度の拡充以降、小売業界も大きな恩恵を受けている。百貨店各社の都心や関西の大型店では「訪日客は10月以降、爆発的に増えている」(高島屋の木本茂社長)。各社は訪日客の囲い込みを狙い、空港までの商品配達や高級ラウンジの新設など、さまざまなサービス拡充を図る。

 観光庁の訪日外国人消費動向調査では、今年1~9月の国内消費額は1兆4677億円となり、早くも昨年1年間の消費額を超えた。五輪イヤーの32年に向け、政府は訪日客2千万人という目標を掲げる。目標達成なら、「25年比で国内総生産(GDP)が0・4%押し上げられる」とするみずほ総研の試算もある。

 だが、現時点では課題も多い。とりわけ地方への誘客拡大は難題だ。現状で訪日客の旅行先は東京、大阪、京都などを周遊する「ゴールデンルート」に集中しており、観光庁の観光庁の久保成人長官も17日の記者会見で「情報提供などが十分でなく、今後充実させていきたい」と述べた。(田端素央)

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