漁業の現場でIT・ロボット技術 超音波活用、魚種・体長まで探知 (3/3ページ)

2015.1.1 07:07

海洋中の水温や塩分を測定する水中グライダー(水産総合研究センター提供)

海洋中の水温や塩分を測定する水中グライダー(水産総合研究センター提供)【拡大】

 内蔵の電池を動かして重心をずらすことで、推進力と深度を調整。尾翼で海流をとらえ、少ない消費電力で動くこのロボットは最大約1年間、約6000キロを移動できる。1000メートル以上も潜ることができ、海中のプランクトンの数や水温、塩分濃度などのデータを収集する。「海が荒れていても利用可能で、人間ができない貴重な調査が行える」という。

 このほか同研究センターなどでは、巻き網船の補助艇を無人化する「ロボット補助艇」や船の船底や養殖場の網を清掃する「洗浄ロボット」、干潟を耕す「耕運ロボット」などの開発も進める。漁業現場のロボット化は着々と進んでいる。

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