実際に関税が引き下げられた牛肉がイオンで販売されるのは18日頃からの予定だが、イオンは関税の引き下げ分にほぼ相当する平均4%の値下げを先行させ、18日までセールを実施することにした。
イオンリテールの土谷美津子取締役兼専務執行役員は「直営牧場を持つ強みを生かし、関税引き下げ分(の利益)をお客さまに還元したい」と強調。ワインについても「牛肉と一緒に味わう需要がある」(土谷氏)として最大17%程度値下げした。
豪州産牛肉は、日本で競合する米国産牛肉よりも価格面で有利になる。環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉をめぐり、日本に牛肉の市場開放を迫る米国から譲歩を引き出す好材料となる可能性もある。