自民党は23日、農協改革の法案検討プロジェクトチームの会合を党本部で開き、全国農業協同組合連合会(JA全農)の中野吉実会長から意見を聴取した。政府が農協改革の一環として全農の株式会社化を検討していることに対し、中野氏は「農協や生産者の混乱を生む」と慎重な対応を求めた。
全農はJAグループ内で農産物の販売や資材の供給事業を担っている。出席した議員からは「全農に営業力を発揮してもらうための改革だ」と株式会社転換を支持する意見が出た一方、「株式会社にすれば過疎地域でさまざまな事業がストップする」との声も上がった。
公明党も23日、農協改革の検討会合を開き、全国農業協同組合中央会(JA全中)の万歳章会長が出席した。万歳氏は全中に地域農協への監査権を残す自己改革案に理解を求めた。