高級車主要5メーカーのインド販売台数は14年に合計で約3万2000台となり、過去7年間でおよそ7倍となった。
しかし、ここ数年は国内景気の低迷にともなう自動車販売不振の影響を受けて成長が鈍化している。昨年の販売台数の伸び率は自動車市場全体がほぼ横ばいで、高級車市場は9.0%と2桁を割った。
売上税の優遇措置が14年末で打ち切られるなど自動車市場には逆風も吹いており、米コンサルタント会社IHSオートモーティブの幹部は、今年の高級車販売について劇的な改善は望めないと予想する。ただ、「若年層の需要は堅調で、経済面に明るい兆しがみえ始めている」とも述べ、2桁の伸び率への復帰は十分可能との見解を示した。
各社は今年もインド市場で人気が高い小型車をはじめ、多様な車種を投入してシェア獲得を目指す。首位アウディは10車種を投入し、販売ターゲットを地方都市や中小事業体に広げる戦略を立てている。