アベノミクスに対する世論の期待感は高く「統一地方選を控えたこの時期に党内抗争するのは外聞が良くない」(党中堅)との判断も働いたようだ。
先月20日のPT初会合では懸念の声が大半を占めていたが、今月9日の合同会議ではほとんど異論が出ず、一気に「了承」まで持ち込まれた。
とはいえ、農協はこれまで自民党の「集票マシン」として機能してきただけに党内には不安も残る。1月の佐賀県知事選では地元JAグループの支援候補が与党推薦候補に勝利するなど農協票の固さをみせつけている。
合同会議では、出席者から「統一選への影響が出ないようお願いしたい」という意見も出た。来年夏の参院選への悪影響を懸念する向きもあり、首相にとっては今後党内の不安をどう解消するかも課題となる。(力武崇樹、水内茂幸)