原発再稼働の遅れが電力・ガス改革に影 完了時期の後ずれ、経産省が自民に提示 (2/2ページ)

2015.2.17 18:33

関西電力高浜原発の(手前から)3号機、4号機=福井県高浜町

関西電力高浜原発の(手前から)3号機、4号機=福井県高浜町【拡大】

 政府は岩盤規制の打破を掲げ、32年(2020年)の「東京五輪」(安倍晋三首相)までの改革を目指したが、市場の競争条件を公平にする「改革の完成形」となる法的分離は遅れる公算だ。

 背景には、政府が原発の将来像を描ききれない実情もある。再稼働が遅れに遅れ、原発を含めた42年の電源構成比を決める議論は始まったばかり。自由な競争市場で事業者が、長期の投資回収を要する原発の維持・更新コストをまかないきれなくなる恐れもある。

 「原発をどうするか決める前に、改革議論はできない」(自民党有力議員)との声もあがる中、経産省が示した電気事業法改正案には、法的分離の延期も視野に、改革状況を検証するとの規定が盛り込まれた。

 政府は「電力・ガス取引監視等委員会」の設置なども盛り込んだ関連法案の2月中の閣議決定を目指し、協議を加速させる方針だ。

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。