東京株式市場で大塚家具(ジャスダック)の株価が年初来高値を連日更新している。創業者で父の大塚勝久会長と、長女の久美子社長が経営権をめぐり対立。久美子社長が発表した増配を好感したほか、27日の株主総会に向けた委任状争奪戦(プロキシーファイト)が投資家の思惑買いを誘っているようだ。
2日終値は前週末比400円高の2043円と制限値幅上限(ストップ高)をつけた。騒動が表面化した2月25日(終値1105円)を含め4営業日続伸した。
同社は2月25日の取引終了後、従来の会員制店舗を見直すことを柱とした中期経営計画を発表。合わせて2015年12月期の年間配当を従来予想の倍増となる80円に上方修正した。増配が好感されたことが株価上昇を後押しした。
また、株主総会へ向け勝久会長、久美子社長が委任状争奪戦に入ったことが思惑を誘っている面もある。議決権を行使できるのは昨年12月末時点の株主だが、「双方の大株主が株を買い増すのではないか」との臆測が広がっているとの見方もある。