金やプラチナの売買を行う投資家が増えてきた=2月、東京都中央区のギンザタナカ銀座本店【拡大】
同社の直営店「GINZA TANAKA(ギンザ タナカ)」銀座本店の本多晋一郎マネージャーは「1月は地金投資に熱心なシニア世代だけでなく、お祝いでプレゼントされた金貨を売却する若い世代の姿も目立った」と振り返る。
貴金属相場はその後、材料に乏しい展開が続き、金とプラチナの関係は膠着(こうちゃく)状態にある。2月は金の販売量が1月と比べて23%増、買い取り量は73%減だったのに対し、プラチナの販売量は3.2倍、買い取り量は88%減少した。
今後について、野村証券の大越龍文シニアエコノミストは「プラチナの多くはディーゼル車の触媒に使われるが、欧州景気が弱いため、価格の回復は難しい。金も大きな相場要因が見当たらない」として、当面は安定した局面が続くと予想している。