スリランカ、対中国依存の是正続く 中国支援の埋立地開発を中断 (1/2ページ)

2015.3.6 19:37

 【ニューデリー=岩田智雄、北京=川越一】スリランカ政府は5日、中国の支援でコロンボ沖を埋め立てて建設中の「ポートシティ」事業を中断することを決めた。ロイター通信が伝えた。シリセナ新政権はラジャパクサ前政権の対中依存を是正し、インドや日本との関係強化を含めたバランス外交を進めており、決定はその一環といえる。

 ポートシティは約15億ドル(約1800億円)をかけて、商業・スポーツ施設、住居棟などを整備する。ラジャパクサ前政権が中国から資金を借り入れて昨年9月に建設を始め、敷地の一部は中国企業の所有となり、残りは中国側と長期賃借契約を結ぶ。政府報道官は、建設は「関連機関の適切な認可を得ずに」始まったと説明した。今後、中国企業から資料提出を求め、継続の可否を判断する。

 1月の大統領選で、ラジャパクサ前大統領を破ったシリセナ氏は、ラジャパクサ氏の親族登用や大統領への権力集中、汚職体質を批判してきた。選挙のマニフェストでは、道路建設など外国支援事業の借入金の大半が一部の人間の懐に入るなどと主張。名指しこそしていないが、「真珠の首飾り戦略」を通じ、インド洋周辺諸国の港湾整備を支援している中国を念頭に、援助の在り方を非難した形だ。インドは、港湾整備が将来の中国艦船寄港につながることを警戒している。

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