自分で採血 広がるセルフ健康チェック 政府の規制改革、新産業を後押し (1/3ページ)

2015.3.17 06:14

 自分で採血して手軽に健康状態などを調べる「セルフ健康チェック」が広がっている。定期的な健康診断を受けにくい主婦や自営業者らを対象に、企業がドラッグストアなど身近な場所でサービスの展開を進める。政府も規制改革で後押しし、健康寿命を延ばす新産業として期待が集まる。

 「人さし指か中指に採血器をカチッと音がなるまで押しつけると針が出ます」。ツルハドラッグ小竹向原店(東京都板橋区)の調剤コーナーの一角で、管理薬剤師の笹川雅浩さんが自己採血を指導していた。

 採血器を離して指先から流れる血液をチューブに数滴垂らし測定値を安定させる遠心分離器に約2分間かける。チューブを送付用の袋に入れるまで10~15分で済み、「忙しいサラリーマンや子育て中の主婦が気軽に健康をチェックできる」(笹川さん)。

 三菱ケミカルホールディングス(HD)傘下の健康ライフコンパス(同千代田区)が展開する健康チェックサービス「じぶんからだクラブ」の一幕だ。血液は冷蔵状態でグループの検査会社に送り、肝臓や糖尿など生活習慣病に関係する13項目を検査。1週間程度で結果が店舗に届き、医師の監修のもと薬剤師や管理栄養士から助言を受けることもできる。

「フィットネスクラブの会員ら健康への意識が高い層も取り込む」

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