チュニジアの首都チュニスのバルドー博物館で起きたテロ事件で、岸田文雄外相は19日朝、日本人1人が死亡、3人が負傷したと確認した。岸田外相は「それ以外にも負傷者がいると聞いている」と述べ、被害は拡大する可能性がある。
これに先立ち、チュニジアのシド首相は18日夜(日本時間19日未明)、犠牲者19人のうち日本人が5人含まれると明かした。英BBC放送などが伝えた。
さらにシド首相は国営テレビに、死亡のほか「日本人4人が負傷し、うち1人は重体」とも述べた。
在チュニジア日本大使館の担当者は18日夜(同)、産経新聞の取材に対して、「さまざまな情報があり、確認している。死傷者の情報は錯綜(さくそう)している」と語った。
日本政府は19日、首相官邸内の危機管理センターに情報連絡室を設置した。情報等の確認作業を急ぐ。
同国には160人の邦人が滞在登録しており、大使館が安否確認を行っている。また年間8千人の邦人観光客がチュニジアを訪れるという。