チベット自治区のチョモランマ国家級自然保護区で昨年、定点設置された自動カメラで撮影されたユキヒョウ(中国新聞社、西蔵珠峰雪豹保護センター提供)【拡大】
中国チベット自治区登山管理センターは昨年、チョモランマ(エベレスト)国家級自然保護区と共同で、エベレストのベースキャンプと前進キャンプ地周辺でごみ清掃を行った。長期的な清掃実施に向けて、今年のシーズン以降、登山者から環境保護費として1人100~200ドル(約1万2000~2万4000円)を徴収する予定だ。
同センター事務室の張明興主任は今月上旬、中国新聞社の取材に対してこの方針を明らかにした。
英紙ガーディアンはさきごろ、ネパール山岳協会会長の発言として「ベースキャンプに簡易トイレを設置し、登山者にごみを持って下山するよう求めても、登山ルートにはなお多くの“人類の排泄(はいせつ)物”が残されている。現地の環境を汚染する上に、“世界の屋根”で感染症が発生することにもなりかねない」と伝えている。
張主任によると、登山者数が少なく、また環境保護措置に力を入れたことで、チベット側ではごみは大きな問題になっていない。