1日の東京株式市場は、日銀の企業短期経済観測調査(短観)の一部が市場の予想を下回ったことから国内景気の先行き懸念が台頭し、日経平均株価は続落した。下げ幅は一時250円を超え、取引時間中として約3週間ぶりに1万9000円を割る場面もあった。
この日の終値は日経平均株価が前日比172円15銭安の1万9034円84銭。東証株価指数(TOPIX)は14.12ポイント安の1528.99。
前日の欧米の主要株式市場で株価が下落したことも投資家心理を冷やした。
市場では、平均株価が3月下旬に2万円を超えるのではないかとの期待があったが、高値警戒感もあり下落基調に転じていた。