厚生労働省の職員らが参加しパラオ・ペリリュー島で行われた遺骨収集作業=3月25日(共同)【拡大】
もちろん、米軍基地に対する沖縄県民の皆様の思いは理解しなくてはなりません。しかしながら、日本全体の約1%の民意で、国家の存亡にかかわる事柄が左右されるようなことがあってはならないと思います。もとより外交・安全保障に関する問題は国の専権事項です。日本政府には、県民の皆様の理解を得るよう努めつつ、辺野古移設をしっかりと進めるよう要請するとともに、翁長知事には、沖縄の自由を守ることにつながる判断を強く求めるものです。
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【プロフィル】釈量子
しゃく・りょうこ 1969年、東京都生まれ。國學院大學文学部史学科卒業。大手家庭紙メーカー勤務を経て、94年、宗教法人幸福の科学に入局。常務理事などを歴任。幸福実現党に入党後、女性局長などを経て、2013年7月より現職。