今回のG20会合では、3月以降に先進国も含めて参加国が急増したAIIBについても話題になる見通し。G20は前回2月の会合で、国際金融機関による開発推進やインフラ投資の重要性を強調しており、「AIIBの拡大を歓迎する」(国際金融筋)立場にある。しかし米国や日本は融資基準や組織統治のあり方に懸念を示すなどG20内での立場の違いも明白で、踏み込んだ議論が交わされるかどうかが注目される。
ロイター通信によると、中国はG20にあわせてワシントンでAIIBの創立メンバーによる初会合を開く。会合では各国の出資比率などについて協議される可能性があり、AIIBの発足に向けた前進を国際社会にアピールする場にもなりそうだ。(ワシントン 小雲規生)