東京・代々木の国立競技場の解体現場。2020年の東京五輪を前に建設現場などでの人手不足は深刻化、外国人の技能実習生への期待が高まる(AP)【拡大】
同参事官は日本に派遣する実習生が今後さらに増えるとみており、ベトナムでは中学・高校段階での日本語教育を強化しているという。また「優秀な人材を日本に派遣できるように日本との情報交換や送り出し機関の調査を行うなど大使館としてもサポートしたい」などと語った。
バングラデシュ大使館のベイビー・ラニ・カルマカー一等書記官(労働部)は「バングラデシュの若者は言語習得能力にたけ、自由主義でチームワークにも優れている。すでに100社を超える日系企業がバングラデシュに進出し、成功している」と述べ、さらなる関係強化に期待感を表明した。
同書記官は、バングラデシュでは毎年50万人以上の労働者が各国に働きに出ており、政府として労働人材教育に力を入れていることを強調。同国内に国際標準の技術や知識を持った熟練労働者を育成するために73カ所の訓練センターがあり、そのなかにはシンガポール向けの特別な技能を学ぶ技術研修センターが8カ所あるなど、各国に合わせて対応していることを明らかにした。
「日本の技能実習生はまだ少ないが、現在、日本向け技術研修や日本語教育を行うセンターをつくる方向で日本側と協議している」(同書記官)という。