同性婚めぐり米国で論争過熱 「平等は当然」「伝統を尊重せよ」 (3/4ページ)

2015.5.3 07:15

同性婚カップルのケンゴットさん(左)、ソンガーさん(中央)と精子提供で生まれたスカイラーちゃん=4月28日、ワシントンの連邦最高裁前(小雲規生撮影)

同性婚カップルのケンゴットさん(左)、ソンガーさん(中央)と精子提供で生まれたスカイラーちゃん=4月28日、ワシントンの連邦最高裁前(小雲規生撮影)【拡大】

  • プラカードを掲げる同性婚反対派の参加者ら=4月28日、ワシントン市の連邦最高裁前(小雲規生撮影)
  • 同性婚反対派の横断幕を遮るようにしてプラカードを掲げる同性婚支持派の参加者ら=4月28日、ワシントン市の連邦最高裁前(小雲規生撮影)

 しかしこの現象にはトリックもある。同性婚を認める37州のうち、同性婚を合法化する法律や住民投票が成立しているのは11州のみ。他の26州は同性婚を禁じる州憲法や法律に連邦高裁などが違憲判決を下した結果、同性婚が承認されるようになった。住民の判断によらない拡大もあるため、反対派からは「理解が広がっているというのは、リベラル系メディアの宣伝工作だ」(キリスト教系団体)との声もあがる。

 また米国では州が管轄する結婚制度に、連邦政府の司法制度が介入することへの問題点も指摘される。AP通信の「最高裁が全米での同性婚承認を決めるべきか」との質問への回答は賛成50%、反対48%と拮抗(きっこう)した。各社世論調査では約6割が同性婚を容認するが、共和、民主の支持党派別ではなお大きな開きがある。

 最高裁が同性婚を認めなかった場合、司法判断で同性婚が認められている26州の行方は不透明だ。ただ米調査会社ギャラップの推計によると、米国ではすでに18歳以上の約0・8%にあたる約200万人が同性のパートナーと結婚しているか同居している。社会が変化するなか、最高裁は歴史的な判断を下す。

定員は9人で、大統領が指名した候補者が上院での…

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