元米国務省国務次官補代理スティーブン・ガンヤード【拡大】
日本は今、米国に過剰に依存することなく地域安全保障の中でより大きな役割を果たし、自国の安全保障上の脅威に対峙(たいじ)することを目指すという歴史的な転換点に来ている。しかし、この目標を達成するためには、新しいイニシアチブが必要になろう。国家戦略上の目標を支えるような明確な防衛産業政策を確立し、海外企業の買収に乗り出しやすくなるような、また、官民が互いに扶助し合うような枠組みを構築しようとする過程の中で、日本政府と日本の産業界は、日本の安全保障を強化するために協力することができる。
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【プロフィル】スティーブン・ガンヤード
米ノース・ウェスタン大卒。米ジョンズ・ホプキンス大高等国際問題研究大学院(SAIS)修了。米海兵隊パイロット、米国務省国務次官補代理(計画、プログラム、運営担当)を経て現在、米コンサルティング会社アヴァセント・インターナショナル(ワシントン)社長。米ABCテレビのニュース番組でコメンテーターも務めている。57歳。カリフォルニア州出身。