(左から)JA和歌山中央会の中家徹会長とJA三重中央会の奥野長衛会長【拡大】
全国農業協同組合中央会(JA全中)の万歳章会長(69)の辞任に伴う会長選の投票が23日始まり、立候補者による所信説明会が都内で開かれた。立候補しているのは、JA三重中央会の奥野長衛会長(68)と、JA全中副会長も務めるJA和歌山中央会の中家徹会長(65)の2人。JA全中の一般社団法人化を柱とする農協改革を控え、両者とも農協の自己改革の重要性などを訴えた。
奥野氏は「JA中央会をピラミッドの頂点とした組織の在り方は本当に改めないといけない」と強調。「組織をボトムアップの体制にしないと生き残れない」と主張した。一方、中家氏は政府の農協改革を「解体的出直し」と認識し、「画一的でなくて、地域の実態にあった農政や提言を強めていく必要がある」と訴えた。
代議員約250人による投票は7月2日に締め切り、この日に結果が判明する。新会長は8月11日の臨時総会で選任される。