米通商代表部のフロマン代表(左)と握手する経団連の榊原定征会長=6月30日、ワシントン(共同)【拡大】
訪米中の経団連の榊原定征会長は6月30日、ワシントン市内で米通商代表部(USTR)のフロマン代表と会談し、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉について意見交換した。榊原氏はフロマン氏に対して「次回の閣僚会合で全般的な合意に達してほしい」との意向を伝えた。フロマン氏も7月の大筋合意に意欲を示した。
榊原氏は会談後、記者団に対して「TPPは日米両国にとって、経済的にも地政学的にも極めて重要な意味を持つ」と述べ、TPP交渉の早期合意に期待を示した。
またギリシャ問題に関しては、ギリシャの経済規模を考慮すれば、「それほど甚大な影響が出るわけではない」と指摘。そのうえで欧州経済にとってはギリシャのユーロ圏残留が望ましいとの見方を示して、ギリシャと欧州各国が協議を続けることを求めた。(ワシントン 小雲規生)