IMF、世界成長率0.2ポイント下方修正 ギリシャや中国の混乱懸念

2015.7.10 06:07

 国際通貨基金(IMF)は、9日発表した世界経済見通しで、2015年の世界全体の成長率を3.3%とし、4月時点から0.2ポイント下方修正した。今後のリスク要因としてギリシャへの金融支援問題や中国の金融市場の混乱などを挙げ、世界経済の先行きに懸念を示した。

 下方修正の理由としては、世界経済の動向を左右する米国の成長率が、1~3月期に寒波などの影響でマイナス成長となったことを挙げた。

 また、原油や鉱物などの価格下落が資源輸出を収入源とする途上国経済を下押ししていると指摘した。

 財政危機のギリシャをめぐっては、EUが示した財政再建策への反対が国民投票で多数を占め、「ユーロ圏経済にこれまでの想定よりも大きな負荷がかかる」と分析した。中国での株価急落については「中国が新たな成長モデルに移行することの難しさを示している」とした。

 日本経済の15年の成長率は、0.2ポイント下方修正し、0.8%とした。1~3月期の成長率は予想より高い伸びだったが、個人消費の弱さや実質賃金の低迷などの問題点があると強調した。(ワシントン 小雲規生)

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