【ギリシャ危機】強硬ドイツに批判噴出 「厭独論」広がる国際金融市場 (2/2ページ)

2015.7.14 00:48

12日、ユーロ圏首脳会議でドイツのメルケル首相(左)やフランスのオランド大統領(中央)と話すギリシャのチプラス首相=ブリュッセル(ロイター)

12日、ユーロ圏首脳会議でドイツのメルケル首相(左)やフランスのオランド大統領(中央)と話すギリシャのチプラス首相=ブリュッセル(ロイター)【拡大】

 当時、ドイツの銀行は推計で300億ユーロ程度のギリシャ向け投融資を抱えていたとされ、「救済されたのはギリシャだけでなく、ドイツの銀行をはじめとする欧州全体の金融システムだった」(英バークレイズ)のだ。

 先週、著名経済学者のジェフリー・サックス氏やトマ・ピケティ氏らがドイツのメルケル首相に対する公開書簡を発表し、ドイツ主導でギリシャに要求してきた緊縮策を見直すよう求めた。両氏らは、緊縮策は「ギリシャの大量失業と金融システムの崩壊を招き、債務危機を深刻化させた」とした。

 ピケティ氏は、ドイツ誌のインタビューにも応じ、第一次、第二次世界大戦後にドイツの債務弁済が滞った史実を指摘。「ドイツは対外債務を返済しない国の代表国で、他国を戒める立場にない」と批判した。

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