首相「経済財政改革を断行」 諮問会議 16年度予算編成議論

2015.7.17 05:00

経済財政諮問会議で、あいさつする安倍首相=16日、首相官邸

経済財政諮問会議で、あいさつする安倍首相=16日、首相官邸【拡大】

 政府は16日、経済財政諮問会議(議長・安倍晋三首相)を開き、2016年度予算編成の議論を開始した。デフレからの確実な脱却を求めるとともに、新たな借金をせずに政策経費を賄えるかを示す基礎的財政収支(プライマリーバランス、PB)の2020年度黒字化という目標達成を見据え、人件費などの義務的経費や社会保障費を含め、全分野の予算に関して歳出見直しを図るよう求めた。

 安倍首相は「最大の課題は骨太方針を具体化することで経済財政一体改革を断行しなければならない」と述べた。

 政府が6月に閣議決定した経済財政運営の指針「骨太方針」で示した「経済・財政再生計画」では今年度のPB赤字16.4兆円から20年度の黒字化を目指している。民間議員は「16年度は経済・財政再生計画の集中期間の初年度に当たる」としたうえで、「デフレ脱却・経済再生と財政健全化に寄与する歳出改革、歳入改革の本格的な取り組みを開始すべきだ」と提言した。

 具体的には、歳出抑制に向け、民間活力の導入による公的サービスの産業化▽地方自治体の財政状況の見える化-などを促した。また、各府省に対し、18年度の中間評価時点で歳出削減の取り組みが遅れている府省に対し、追加の改革を加速させる仕組みを検討することを盛り込んだ。

 年後半の経済財政諮問会議の取り組みとして、地方への経済の好循環拡大や対日直接投資の拡大推進に伴う潜在成長率の向上などを掲げた。

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