ミャンマーの67回目の独立記念式典で手を振るテイン・セイン大統領。大統領府も同大統領が健康上の理由で、再選を目指さないとした一部報道を否定。出馬の可能性を示唆した=今年1月、ネピドー(AP)【拡大】
ただ、大統領に向けてなりふり構わぬシュエ・マン氏の姿勢には国軍内にも警戒感が強い。さらに、NLDもシュエ・マン氏がもともと保守派であり、金銭にまつわる悪い評判も多いことから、連携に賛成する声は少ない。スー・チー氏が大統領になれない以上、一時はスー・チー氏自身が「仕事ができる相手」と評価したテイン・セイン氏が再選されれば、連立政権という選択肢も出てくる。NLDとしては次善の策といえる。選挙期間が始まる8月8日まで、テイン・セイン大統領の動きにミャンマーはもちろん、各国から注目が集まっている。(編集委員 宮野弘之)