TPP交渉の閣僚会合に臨む甘利TPP相(手前から2人目)ら=28日、米ハワイ州ラハイナ(共同)【拡大】
コメの無関税輸入枠については主食用米を対象に10年以上かけて7万トンとすることで最終調整している。乳製品ではバターや脱脂粉乳などを対象に低関税の輸入枠を設ける方向だ。
一方、日本が求める米国の自動車部品の関税(2.5%)撤廃は大半の品目で協定発効後即時か10年以内とする方向。米国がかける自動車関税(乗用車2.5%、トラック25%)については日本の交渉参加をめぐる日米合意で「TPP交渉における最も長い段階的な引き下げ期間によって撤廃される」としており、交渉筋の間では20年以上になるとの見方も出ている。
甘利明TPP担当相は閣僚会合に先立ち、米国とオーストラリア、ニュージーランドの閣僚と個別に会談した。閣僚会合終了後、記者団に「今回の会合で大筋合意を目指すという目標が共有された」と述べた。