500円以上も値を下げた日経平均株価の終値を示す株価ボード=21日午後、東京・八重洲(鴨川一也撮影)【拡大】
ただ、中国経済の減速によって日本企業が打撃を受ける事態が鮮明になれば、平均株価が一気に下落することも予想される。中国・天津市の大規模爆発も懸念材料だ。「タイの洪水や東日本大震災でも当初、影響は軽微とされていたが実際は違った。爆発の影響がどこまで広がるか注視していく必要がある」(証券アナリスト)との見方もある。
さらに、日本企業の業績見通しについても一部で慎重論が出ている。ニッセイ基礎研究所の井出真吾氏は「今期の業績は、強気の見通しを期初に立てた企業が多い。中間決算時点で大きく上方修正されるとは考えにくい。一本調子の株価上昇は期待できない」としている。(飯田耕司)