21日、米ニューヨーク証券取引所で働くトレーダー(ロイター=共同)【拡大】
【ワシントン=小雲規生】21日のニューヨーク株式市場は中国経済の減速が世界的に広がるとの懸念から再び急落し、ダウ工業株30種平均は前日比530・94ドル安の1万6459・75ドルで取引を終えた。4日続落し約10カ月ぶりの安値水準。この日はアジアや欧州の主要株式指数も軒並み大幅安となり、「世界同時株安」の流れが加速した。
ダウ工業株の下落幅は2011年8月8日(634・76ドル)以来、約4年ぶりの大きさ。下落率は3%を超えた。
ハイテク株主体のナスダック総合指数は171・45ポイント安の4706・04、幅広い銘柄で構成するSP500種株価指数も64・84ポイント安の1970・89とそれぞれ下落した。
中国の製造業の景況感指数が悪化し、同国の景気失速が鮮明になったとの見方が拡大。この日の原油先物相場も約6年半ぶりに節目の40ドルを割り込み、世界経済の先行きを懸念した投資家が運用リスクを回避する動きを強めた。