こうした中、日銀に早期の追加金融緩和を求める声が出始めた。「物価上昇目標2%」の2016年度前半ごろの達成が危ぶまれていたこともあり、世界同時株安で円が買われている現状は「日銀にとって追加緩和しやすい環境」(SMBC日興証券の渡辺浩志シニアエコノミスト)といえるためだ。
政府も「冷静な対処が必要」(甘利氏)としながらも「先進7カ国(G7)と連携して必要な施策を打っていきたい」(菅義偉官房長官)と状況に応じた金融・経済対策を検討する姿勢を示した。与党からも、補正予算などの財政出動が必要との意見が上がり始めた。